女性ファッション誌やライフスタイル誌をカバンに入れて持ち歩きたい、デザインをしたいなどいろいろ調べる方がいるのでしょうか?
こちらは以前書いていたアメブロで今でも閲覧してくださる方がいらっしゃる2010年の記事をもっと多くの方に今の情報から見ていただこうという思いでブラッシュアップし移動してきました。
2010年に雑学王というテレビ番組の決勝戦の最終問題で
『最近女性ファッション誌で
誌面サイズを統一するように
なった事でどんな利点があるのか』
という出題がありました。
答えは
広告を誌面に合わせた
リサイズをする手間が省け
コスト削減出来るようになった。
そこでAmazonで各誌の寸法を
10年ぶりに調べてみました!
2010年4月号のデータを残し、2020年3月号以降(一部前後していたり合併号になっていたりします)のデータを追記いたしましたので比較してみていただくとまた面白いかと思います。
Can Cam
→294×232×14mmから296×231×13mmへ
Ane Can
→294×232×18mmから2016年11月休刊
JJ
→294×230×12mmから220×166×7mmへ
ViVi
→296×230×14mmから296×234×10mmへ
Oggi
→294×232×18mmから294×230×10mmへ
GLAMOROUS
→294×238×16mmから2013年7月休刊
CLASSY.
→296×232×10mmから294×230×10mmへ
CREA
→296×230×10mmから296×234×12mmへ
BAILA
→296×236×14mmから296×232×16mmへ
GINGER
→296×230×12mmから296×228×22mmへ
MISS
→296×230×16mmから2013年12月休刊
GISELe
→294×228×24mmから294×230×10mmへ
MAQUIA
→296×232×30mmから294×230×40mmへ
with
→296×232×32mmから294×230×12mmへ
FUDGE
→296×232×12mmから297×233×10mmへ
JILLE
→211×292×14mmから2014年2月休刊
VERY
→294×232×18mmから294×230×10mmへ
sweet
→292×242×30mmから296×236×40mmへ
non-no
→296×230×10mmから通常版 297×232×18mm、特別版 294×230×14mmへ
In Red
→296×234×38mmから296×238×40mmへ
spring
→294×228×30mmから296×230×38mmへ
Ray
→(2010年未調査)から294×230×15mmへ
美的
→(2010年未調査)から296×235×50mmへ
mina
→(2010年未調査)から296×234×8mmへ
リンネル
→(2010年未調査)から296×238×40mmへ
andGIRL
→(2010年未調査)から294×230×12mmへ
LaLaBegin
→(2010年未調査)から230×180×10mmへ
GLOW
→(2010年未調査)から309×243×48mmへ
&ROSY
→(2010年未調査)から294×232×36mmへ
JELLY
→(2010年未調査)から297×234×42mmへ
VOCE
→(2010年未調査)から296×236×44mmへ
mini
→(2010年未調査)から296×236×30mmへ
mama girl
→(2010年未調査)から296×233×16mmへ
&Premium
→(2010年未調査)から297×233×17mmへ
MORE
→(2010年未調査)から298×233×39mmへ
Domani
→(2010年未調査)から297×232×13mmへ
25ans(ヴァンサンカン)
→(2010年未調査)から280×212×14mmへ
LEE
→(2010年未調査)から298×233×12mmへ
LDK
→(2010年未調査)から296×234×15mmへ
2010年の段階では足並み揃えているという感じはありませんでしたが、2020年現在では高さは296〜297mmとA4の長辺サイズがメジャーへ、幅は230mm前後とA4短辺の210mmよりも少し広くというのが多くなってきました。
厚みは大きめな付録がついたものか、そうでないかで差はありますが付録なしで厚い雑誌は少なくなっていますね。
広告サイズを統一する事で
ここから下はほぼ2010年に記載した内容のままです。サイズがテンプレート化していく広告媒体もありますので予めご了承下さい。
広告サイズを統一しようという働き
広告主としては1回の制作依頼でたくさんの誌面に
使い回しが出来るというのは制作費も時間もカット出来る話です。
ただリサイズ作業で制作費をもらっていた所は
契約方法によってはかなりの大打撃になりかねない。
制作した版下データをいくつの誌面に掲載するかで
金額を決めていく方法をとれば大打撃はないが
誌面サイズ毎の版下制作数に対しての金額の場合は痛いわけです。
あまり良い言葉では無いかもしれないが
非効率がメシになる人もいるのです。
ただ、リサイズ作業が無くなる事で
より良い物を作る為に費やせる時間が増えるのは事実。
広告主さんには
「制作してもらった版下データをどれだけの誌面で
使おうがこちらの勝手じゃないか!」と言わず
掲載誌面数で金額を決めてもらえる
良心的な広告制作料に理解を示してもらいつつ
より良い物を一緒に作る気持ちを
さらに増して欲しいと思います。
そして制作サイドも
如何にして広告主からお金を過剰に出させるかを
考えるのではなく、デザインの仕事をより高く評価
してもらえるかと掲載誌面数の対価をいただけるよう
広告主さんに理解してもらう事が必要だと思います。
騙し合いの仕事は見ていて醜いですからね。